Apple Wallet で従業員バッジを利用して職場全体での「アクセス許可」の在り方を再考する
現在、世界中で 23 億のモバイルウォレットが使用されており、その大部分は Apple デバイスに設置されています。 iPhone や Apple Watch からデジタルクレデンシャル (クレジットカード、搭乗券、ホテルの鍵など) を簡単に引き出せるという便利さは親しみやすく、また確かに満足感があります。 そして今、その利便性は職場にまで及んでいます。なぜなら、従業員バッジに Apple Wallet からアクセスできるからです。
職場を最高の場所にするための鍵
Apple Wallet とデジタルキーが常に手元にあれば、従業員は効率を仕事開始直後に向上させられます。今日の従業員バッジを使用すれば、認証情報の提供がまるで魔法の杖を使うかのように簡単です。 iPhone や Apple Watch をリーダーに提示するだけで、次の場所にアクセスできます:
- 建物/ドア
- 改札口
- プリンター
- デスクトップ PC/ワークステーション、ネットワーク、クラウドアプリケーション
- エレベーター
- 機密エリアと制限されたエリア
- タイムカード
- スマートロックとロッカー
Apple Wallet に新たに搭載された機能を活用すれば、組織のパワーアップにつながります。また、信頼できるクレデンシャルと組み合わせることで、可能性は無限大になります。 HID の最新の eBook『Apple Wallet の従業員バッジのパワーを活用』では、このデジタルシフトに関する、企業アクセスと認証プロセスを管理する従業員と IT プロフェッショナルの両方にとっての多くのメリットについて説明しています。
すべての人に安全なアクセスを
Apple Wallet による HID の従業員バッジは、従業員に安全で非接触型のアクセスを許可するだけでなく、組織に柔軟性を与え、ユーザーにはより良い体験を提供するのに役立ちます。経営陣は、クレデンシャルの生産性と可視性を新たなレベルに引き上げられます。さらに、既存のアクセス制御システムと統合されたサードパーティハードウェアプラットフォームを通じて、いつでもどこでも権限を調整可能です。これらはすべて、HID ならではの、市場トップクラスのセキュリティと利便性によるサポートを受けています。
eBook には、他にも次のような便利な情報が掲載されています。
- セルフ登録が簡単: 管理者にとってもユーザーにとっても簡単な仕様となっています。 従業員、訪問者、請負業者は、セルフ登録するだけで、割り当てられたデジタル領域を活用できます。
- デジタルデータの保護: オフィスのオンサイトでもリモートワークでも、シングルサインオン (SSO) により、デジタルポイントでのシンプルで安全なアクセスが一日中可能になります。
- 電力がなくても 問題なし: iPhone や Apple Watch で充電が必要な場合でも、アクセスが継続されます。
- 不審者の侵入防止: 不審者の侵入は不正アクセスの問題をはらむだけでなく、火災の安全性や危険な病原体への曝露に関しても深刻なリスクをもたらします。 そのため、ドアは常に閉めておくのがベストです。
お客様の組織では、アクセスシステムを近代化し、従業員バッジを Apple Wallet に進化させる準備ができていますか?認証に費やす時間を減らし、目の前のタスクに集中する時間を増やすことには、単純に理にかなったことです。
Oriol は、拡張アクセステクノロジー (EAT) ビジネスエリア内の南北アメリカのビジネス開発マネージャーです。 RFID および生体認証ソリューションを主に担当しています。 テキサス州オースティンを拠点とする Oriol は、2008 年にドイツの HID に入社し、複数の技術およびビジネスの役割を果たしてきました。例えば、スペインのバルセロナで EMEA フィールドアプリケーションエンジニアとして RFID 製品を担当し、またニューメキシコ州アルバカーキで HID バイオメトリクスと RFID 製品のグローバルプロフェッショナルサービスマネージャーを務めました。 Oriol は、技術とビジネスという 2 つの強みを持つ強力な分析スキルを備え、結果を常に重視しています。 2007 年にベリャテラ自治大学で電気通信工学の修士号を取得し、また 2016 年には IESE で EMBA を、2012 年には経営学の修士号を得ています。電子セキュリティ業界で 15 年以上の経験を持ち、またスマートカード、RFID カード、電子パスポート、ビザ、SIM カード、e ヘルス、支払い、BLE、暗号化、指紋生体認証、顔認識の分野で深い専門知識を培ってきました。 自由時間には、セーリングを楽しみ、さらに海事の訓練も受けた Oriol は 1999 年からセーリングのライセンスを保持しています。